ロシアのウクライナ侵攻で入隊・戦死した有名人・スポーツ選手とインスタアカウントまとめ!

2月20日に北京オリンピックが終わって4日後に始まったロシアのウクライナ侵攻。
3月の半ばに入っても、戦争は終結せず、民間人の犠牲者も出ている様子。
戦争が始まって、世界中で活躍しているウクライナ人は、
祖国を守るためにウクライナに帰り、武器を持ち、戦場へ臨みました。
恐ろしいことです。
すでにたくさんの人達がなくなりましたが、有名な人の死は、大きなインパクトを与えるものです。
少しまとめてみます。

ロシアのウクライナ侵攻


Business insiderより
2月11日
羽生結弦選手の4回転アクセルが世界で初認定されたことに湧いた日。
男子スケルトン競技を終えたウクライナのウラジスラフ・ヘラスケビッチ選手は、
” NO WAR IN UKRAINE”
と書かれた神を掲げました。
「ロシアがウクライナに侵攻するかもしれない」
と緊張が高まっているとのニュースは度々出ていましたが、
まさかこの時代に、先進国であるロシアが、このお祭りの最中に、
そんなことはしないだろうと思っていたのは、
平和ボケした日本においては私だけではないでしょう。
感動の北京オリンピックが終わって、4日後にロシアは本当に戦争をはじめました。
オリンピックに出場したウクライナの選手達は、迫りくる危機をひしひしと感じていたとはいえ、
帰国してそれぞれの感動のストーリーを語る暇もありませんでしたよね。
こんな事になってしまってはスポーツどころではない。
平和があってこそのオリンピックであり、人々の生活だったんだと改めて思い知らされました。

一番の有名人はゼレンスキー大統領

2019年に大統領に就任したウクライナのゼレンスキー大統領は、
ウクライナのコメディアン・俳優から大統領に転身した人物。
就任後もぱっとしなかったようですが、ここへ来て想像もできないほどの求心力を見せています。

「ロシアの開戦をきっかけに、国民は全面的に応援したし、尊敬するようになったと思う」と、マクガフィー氏は言う。「すべてのウクライナ人がこぞって、ゼレンスキー氏を支えるようになった。彼は自分自身を手本にしながら、国民を奮い立たせているし、団結させていると思う。政府はプーチンの軍隊を撃退していて、彼はその政府のトップだ。だからこそ大勢が心から彼を見上げて、尊敬している」。

BBCnewsより

演説もいいらしいのですよね。
先日、ゼレンスキー大統領が国外に逃亡したとのフェイクニュースをロシアに流され、
国民の不安を煽る作戦に出てきた時、大統領が投稿した動画がすごかった。
すごいイケメンだし、あれはもう戦下の大統領の役を演じているかのようなかっこよさ。
台詞の最後にしたウィンクで、思わずホッとしてしまう。
あ〜この人がいてくれるから、大丈夫なんだって思わせられる映像でした。

「もちろん、彼は俳優だ。今のこれが本当の姿なのか、私には分からない。けれども、何をしているにせよ、効果が出ている」と、クリュチコフスカ氏は言う。「演説原稿の担当者たちは、コツをつかんだようだ。みんな芸能界出身の人たちだが、ネットフリックス番組の脚本を書くのと、大統領演説を書くのではわけが違う」。

BBCnewsより

テレビを作っている人は、国民がどんな大統領を望んでいるのかということを、徹底的にドラマや映画で表現してきたわけで。
ある意味一番どんな大統領が国民に受けるのか、どんな大統領を国民が求めているのか、よく解っているということなのでしょう。
日本の政治家もそのくらい国民感情に敏感になって欲しいくらいです。

戦場へ行った有名人・スポーツ選手まとめ

東京五輪・空手 銅メダリスト スタニスラフ・ホルナ選手(33)


3月8日 入隊
3月14日現在、ウクライナ西部の街・リビウの基地にいて、パトロールや戦いに備えているといいます。
妻と2歳の息子はハンガリーに避難させ、1人で戦場に残ったホルナ選手。
軍隊に入隊したのも、国を守るためには、それしか選択肢がなかったからだといいます。

ボクシングの世界ヘビー級3団体統一王者であるオレクサンドル・ウシク


The sporting newsより
ロンドン五輪金メダル
クルーザー級で世界4団体制覇王者
2月28日首都キエフの領土防衛隊に入隊

ボクシング元世界3階級王者のワシル・ロマチェンコ


北京オリンピックフェザー級金メダル
ロンドンオリンピックライト級金メダル
プロボクシング元世界3階級制覇王者
2月28日ビルゴロド―ドニストロフスキーの領土防衛隊に参加
上記二人の影響力はロシア軍の中佐さえもロシアのプロパガンダに気付かせるくらい。

ミハイロヴィッチ氏は記者会見で、ウクライナに来たのは「ウクライナ国民をナチスの支配から解放するため」と誤った情報を植え付けられたと主張している。そして国境を越えたのちに彼は、ボクシングの世界ヘビー級3団体統一王者であるオレクサンドル・ウシクと元世界3階級王者のワシル・ロマチェンコが母国ウクライナ防衛のために手に銃を持ちロシア軍と戦う準備をしていることを知り、ロシア軍が軍事侵攻していると確信したという。ミハイロヴィッチ氏はさらにこのように話を続けた。
「故郷のロシアではいつも彼らの試合を観ていました。私はウシクとロマチェンコの大ファンなんです。彼らが『お前たちなど呼んでない』と言ったのを見て、ここに来たことを本当に恥ずかしく思いました。この言葉は本心からのものです。」

3月10日excite newsより

こういう人達の声に、耳を傾けてくれるロシア人が増えるといいのに。

元テニス選手のセルゲイ・スタコウスキー


日刊スポーツより
2010年世界ランキング31位の選手で、現役を引退したばかりでした。
3月10日 首都キエフの予備軍に参加
空爆を知らせるサイレンが鳴るキエフで、銃を持って建物の中と外を交代で警戒に当たっている。
2時間パトロールし、6時間休憩する。

北京オリンピックバイアスロンウクライナ代表ドミトロ・ピドルチネイ選手


NHKより
3月3日 西部出身地都市の防衛部隊に入隊
ついこの間オリンピックに出場した選手が。
悲しすぎます。
 

戦死した有名人・スポーツ選手まとめ

ウクライナプロサッカー選手ヴィタリー・サピロ(21)


ツイッターより
ウクライナ3部のFCカルパティ・リヴィウに所属
同国軍の一員となり、首都キエフ近郊で起こったロシア軍との戦闘で命を落とした。

ウクライナプロサッカー選手ドゥミトロ・マルティネンコ(25)


ツイッターより
ウクライナ3部のFCホストメルに所属
ロシア軍の爆撃によってキエフの自宅マンションを破壊された際に亡くなった。

バイアスロンのユージン・マリシェフ選手(19)


Facebookより
バイアスロンのジュニア代表チームに所属
ロシア軍の激しい攻撃を受けている第2の都市ハリコフ周辺で戦闘中に死亡。

まとめ

有名人やスポーツ選手等国際的に顔が知られている人達は
大きな影響力を持っています。
彼らが戦地から送ってくる情報は、それぞれが個人として、命をかけて撮ってきたものに間違いはなく。
ロシアの人達、もちろん世界中の人達の意識が、戦争反対の方向に向いて、
行動につながるといいなあと思います。
これ以上このリストを増やさないことを祈って。
早く戦争が終わりますように。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。