今夜の「開運!何でも鑑定団」で番組史上初の試み
美術館で展示品の鑑定で目利き対決!
その舞台となったのは北海道小樽市の似鳥美術館
似鳥とは「お値段以上!ニトリ!」のニトリホールディングスが事業主体だそうで
名前を冠した美術館があるとは驚きです
ニトリ創業者の似鳥昭雄さんの資産は一体どのくらいなのでしょうか
どれだけお金があったらあんな美術品を美術館ができるくらい集められるのでしょうか
似鳥美術館はニトリホールディングスが展開する小樽芸術村のうちの一つ
ニトリは「ニトリ北海道応援基金」等をつうじて、北海道の教育・観光・文化活動を支援する活動をしていました
それはニトリの前身である似鳥家具店の創業の地が北海道だからであり、
創業者似鳥昭雄さんの出身地であるからでしょう
2016年に似鳥小樽芸術村を開設します
はじめにニトリ小樽芸術村ステンドグラス美術館を
1923 年(大正 12 年)建築の木骨石造 2 階建ての小樽市指定歴史的建造物「旧高橋倉庫」にてオープン
2017年には
1927 年(昭和 2 年)に建築された旧三井銀行小樽支店の建物を歴史的建造物として公開
正面の外壁に石積みの 5 つ のアーチを連ね、軒に彫刻を施したルネサンス様式の建物
内部は吹き抜けに回廊がめぐり、天井に石膏彫刻の模様が 飾られているそうです
1935 年(昭和 10 年)建築の木造 2 階建ての小樽市指定 歴史的建造物である旧荒田商会を芸術村のミュージアムショップとして公開
こちらは現在
こちらもはアール・デコ様式を取り入れた左右対称のファサードは 当時のモダニズムを強く感じさせる建物
かつて作家・小林多喜二が働いていた旧北海道拓殖銀行小樽支店にて似鳥美術館をオープンしました
小樽芸術村公式サイト
小樽市の歴史的建造物を美術館として再生し、北海道の観光発展に寄与
ひいては国内外の多くの人が優れた文化・芸術に触れる機会を提供するという
ニトリグループがこんな地域貢献事業を行っていたとは知りませんでしたね
小樽に旅行したら行ってみたい場所が出来ました
展示品は似鳥昭雄さんの私財?
展示品は多岐にわたりその全てがニトリ創業者似鳥昭雄さんの所有ということはありません
建物自体が芸術作品でもあり、文化財に指定されています
ステンドグラス館とアール・ヌーヴォーグラス館のに展示されている
数々のステンドグラスや照明器具やガラスの器は
事業である家具やインテリアの商品開発の参考にするため
似鳥昭雄さんがヨーロッパ・中東で収集したものだそうです
美術館が所蔵している美術品の所有権はニトリホールディングスにある可能性が高く
会社の資産として計上されていることでしょう
ニトリホールディングスの2020年決算の有形固定資産は約3千万円
この全てが美術品ではないのでしょうが
今回の鑑定団を見ていると安く計上されているようにも感じます
美術品の価値は時価ですし、売却時の価格は未知数
資産としては優良といえそうです
似鳥昭雄さんの資産は?年収は?
似鳥昭雄さんの現在の肩書は2014年から代表取締役会長となっており
ニトリホールディングスの役員報酬は
2017年 2億4500万円
2018年 2億3100万円
とのことです
他にもコーナン商事㈱と㈱イズミの社外取締役にも就任しており
一般的な社外取締役報酬は1000万円前後とのことですので
+2,000万円
さらに自社の保有株式341万株からの配当金が一株115円として
+3億9000万円!
ここまでで年収6億円!!
他の資産からのフローも相当ありそうですのでもう計算不可能ですね
資産はというと
フォーブスジャパン長者番付
堂々の9位!!4,280億円!!
そりゃあ私財で美術館も建つわ・・・
まとめ
ニトリホールディングス創業者の似鳥昭雄さん
私財で小樽に美術館を作れてしまうのも納得の資産家でした
小樽芸術村・・・小樽に行ったときには絶対に行ってみようと思うし
ニトリホールディングス・・・投資先としてもいいかもしれません