札幌のホテルで転落死が報じられた神田沙也加さん。
35歳の若さで、数々の舞台でも輝いていただけに、
このニュースを信じられない思いでみていました。
当日も主演舞台があって、
直前には父である神田正輝さんとも
電話していたそう。
先日のFNS歌謡祭でもテレビで歌っていました。
最近何か変化があったのでしょうか。
変わった様子や、気になる兆候がないか、
調べてみました。
神田沙也加の近況2021年
インスタグラムより
生年月日:1986年〈昭和61年〉10月1日(35歳)
出身地:東京都
身長:160cm
神田沙也加さんは言わずとしれた昭和のビッグカップル
神田正輝×松田聖子
の間に生まれた一人娘です。
- 偉大すぎる親
- 両親の離婚
- 2世タレント
ビックカップルの娘であるがゆえの苦労が
たくさんありましたが、現在は両親との関係も良好。
自身の実力も認められ、舞台女優として大活躍していました。
2014年の『アナと雪の女王』のアナ役は
彼女の歌唱力や透明感のある演技を世に知らしめました。
2017年に俳優の村田充と結婚
2019年に離婚
理由は子供がほしい村田さんと
あまり積極的になれない沙也加さんとで
折り合いがつかなかったから
と言われています。
女性の妊娠・出産はタイミングが難しいですよね。
仕事が乗りに乗っている時期が
多くの女性にとって妊娠出産を望まれる時期でになりがちで、
女優さんのように人気商売だと余計に悩ましかったりもするのでしょう。
5月に恋人との破局?
離婚直後の2020年の1月には
その神田の新恋人であると報じられたジャニーズJr.の秋山大河は、31日にジャニーズ事務所を退所。
日刊サイゾーより
新恋人が出来たなら
離婚の痛みは癒えていたでしょう。
最新のニュース記事によると
その後、神田さんと正式に交際することになり、神田さんが仕事面でも秋山のサポートをするようになったそうです。ところが、二人は今年5月頃に突然破局したと聞いています。細かい理由ははっきりしませんが、秋山の方から別れを切り出したと耳にしました」(芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏)
日刊現代より
5月頃のSNSやブログには
特別変わった様子はありませんでした。
新恋人と結婚間近だった?(追記)
12月22日に『マイ・フェア・レディ』で共演していた俳優
前山剛久さんが神田沙也加さんと交際していたことを公表しました。
この度、神田沙也加さんのご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。
私、前山剛久は神田沙也加さんと真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました。
「王家の紋章」「マイ・フェア・レディ」にて同じ舞台に立たせていただき、女優としても、人としても、大変尊敬する存在でした。
ただ今は、神田沙也加さんが天国でも、あの素敵な笑顔のままいてくれる事を願い、心よりご冥福をお祈りいたします。
前山剛久神田沙也加様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。前山剛久は、現在突然の悲報に多大なるショックを受け、憔悴しきっている状況でございますので、ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の今後の公演につきまして、出演はございません。お待ちいただいておりました皆様には、お詫び申し上げます。公演の成功を切に願っております。弊社といたしましては、医師の指導のもと前山のメンタルのサポートをして参ります。株式会社ワタナベエンターテインメントワタナベエンターテイメントHPより
ああ!なんて悲しいことでしょう。
遺された人の気持ちを思うとつらすぎます。
でも、こんなことになるなんて!
アパレルブランドのプロデュースは順調
ツイッターより
一方で、神田沙也加さんは
2019年のアパレルブランド
『Maison de FLEUR Petite Robe canone(メゾン ド フルール プチローブ カノン)』
のプロデュースを手掛けており、
現在も順調に商品を世に送り出しています。
舞台女優のお仕事は大忙し
また、舞台女優として
- 『ローズのジレンマ』2月〜3月 – アーリーン 役
- 『王家の紋章』8月〜9月 – ヒロイン・キャロル 役
- 『マイ・フェア・レディ』11月〜12月 – 主演・イライザ 役 (朝夏まなととのWキャスト)
を務めてきました。
亡くなった当日の12月18日は
『マイ・フェア・レディ』の札幌公演が
午後から予定されていました。
この役は沙也加さんにとって思い入れのある役で、
演じるのをとても喜んでいました。
そして2022年4月には
- 『銀河鉄道999 THE MUSICAL』 – メーテル 役
も決まっていました。
12月18日の札幌
この日の札幌市周辺には次々と雪雲が流れ込み、ドカ雪となりました。
札幌市の24時間降雪量は55センチと1999年の統計開始以来1位の値を更新しています。Tenki.jpより
日中の気温も0度以下の真冬日で
すごく寒い日でした。
こんな灰色の景色の中、
何を思ったのでしょう。
神田さんが宿泊した部屋は最上階のスイートルームで、ホテルの紹介文には〈大開口の窓からは圧倒的な眺望が広がります〉とあった。ホテル関係者は、「その部屋の窓にも同じような転落防止用ストッパーがついていました。ただし、コロナ禍になってから換気を希望する宿泊客がいるため、外せるようになっていました。神田さんが窓を破ったわけではありません」。なんらかの理由で、開かれた窓から転落してしまったのだ。
デイリー新調より
雪を見たくて窓を開けた時に、
思いがけず大きく開いた窓に引っかかって、
転落してしまったのだとしたら・・・・。
悲しすぎます。
最近の様子
今年の漢字は『考』
最近の様子の中で気になるのがこの時のインタビュー。
12月13日、東京・帝国劇場で行われた。
「マイ・フェア・レディ」(14~28日)の初日前会見にて
今年1年を漢字1字で振り返り、神田は「考」。「考えるという字です。舞台は1人でも欠けたら実現しない。皆さんそれぞれがここに集うということに関して考えてきてくださっているのかなって。エンターテインメントの在り方を考えると同時に、自分の体について、これからについて、どうなっていくのかなって、そういうのを熟考した1年でした」としみじみ。
日刊スポーツより
この「自分の体について」というのが気になります。
35歳で健康な人が
体について考える?
これからどうなっていくのか不安を感じるような
体の問題があったのでしょうか。
それについての追記があります。
喉の不調があり手術も検討していた
亡くなる前日の17日も稽古に参加。普段通りに務めたが「本人は喉の調子が悪かったことを気にしていた」(公演関係者)。「手術をしなきゃいけないかも」と明かし、「手術をして、もし歌えなくなったらどうしよう」と不安な思いを漏らしていたという。
スポニチアネックスより
のどの手術をしなければならないかも・・・
気にしていた体のこととは、この事かもしれません。
SNSに兆候は?
SNSに気になる兆候はあるのでしょうか
インスタグラム
11月9日のインスタには気になる投稿が。
この投稿をInstagramで見る
なにかとても後悔していたことがあって、
時が経って少しづつ向き合えるようになって、
今度こそ!
みたいな感じです。
夜明けの空を眺めながら
センチメンタルな気分になる・・・
そのくらいのことかと思ってしまいましたが、
その時の彼女の心の中はどうだったんでしょう。
神田沙也加さんはインスタグラムの投稿をマメにする方で、
少ないときでも1ヶ月に3回はしていましたが、
ちょうど11月18日に
この投稿をInstagramで見る
これを最後にパッタリと投稿がなくなりました。
この時すでに『マイ・フェア・レディ』の稽古が始まっていて、
Wキャストで主演を務めた朝夏まなとさんを
まあちゃんと呼び、共演者とも仲睦まじい様子を投稿しています。
衣装姿を2回あげたところでおしまいになってしまいました。
ツイッター
インスタの更新がなくなった11月18日以降も
ツイッターの更新は続いています。
11月19日のツイートに
どんなことになるか分からないけど、今朝奇跡みたいに嬉しいことがあって、忘備録です。
感謝をしつつ自分を磨くぞ、がんばるぞ。— 神田沙也加 (@sayakakanda) November 19, 2021
奇跡みたいに嬉しいことがあったって。
この後にインスタの投稿がなくなったことにはなります。
すごく嬉しいことがあったのに、
その後また絶望するようなことになったのでしょうか。
その後は自身のアパレルブランドの新作発表や
舞台の宣伝など
日々忙しく過ごされていたことがわかります。
そしてこちらが最後のツイート
マイフェアカンパニーは19時台の出演です!是非ご覧ください^ ^#マイフェアレディ https://t.co/J4kc6CeEKo
— 神田沙也加 (@sayakakanda) December 8, 2021
12月8日のFNS歌謡祭では
生歌をテレビで披露され、
みた人もたくさんいるのではないでしょうか。
ブログ
ブログの更新はあまり多くありませんでした。
最後の更新は11月20日
『マイ・フェア・レディ』の衣装を紹介するものです。
9月14日のアメブロで
本日「王家の紋章」博多公演、平方元基くんと新妻聖子ちゃんが千穐楽でした。元基、イズミルとして沢山の葛藤や想いをお芝居で伝えてくれてありがとう。
元基とのお芝居は毎日生きていて、毎日違って、ヒッタイトに攫われてからという状況もあって、胸が締めつけられる場面が沢山ありました。
沢山共演してくれてありがとう。
次の作品も頑張ってください。テーコてんてい、今回カンパニーで最初に逢ったひとでした。
歌稽古で帝劇に入るため歩いていたら「さーや!」って。「変わってないね」って。
わたしはテーコてんていと昔「レ・ミゼラブル」でご一緒した時、盆(ステージの円状の部分)が回る中、門越しにマリウスへの恋情をたたえた眼で睨まれた時、すごく良い意味で鳥肌が立ったのが忘れられないんです。
歌唱力はもちろんだけど、声を操れるからこその役柄への没入が為せる技なんでしょう。
また逢えて、更にテーコてんていが演じていたキャロルを出来て、どんなに嬉しかったか、伝わっていると良いな。自由で、強くて、いつも肯定してくれた。
本当にありがとう。
今日は公演の後お仕事をしてから、部屋に戻って泣き疲れて眠ってしまいました。
目が覚めてお風呂に入って、ベッドにいる今も寂しさが募ります。
また宝物の共演体験を本当に本当にありがとうございました。
そして2人ともお疲れ様でした。
わたしも大千穐楽まで頑張るね。アメーバブログより
舞台ってきっと毎日一緒にいて、
すごく濃厚な時間を共有するのでしょうが、
千穐楽のお別れは
夜に1人で泣き崩れてしまうほど?
少し情緒不安定なところがあったのかなあと思います。
まとめ
兆候らしい兆候はありませんでしたが、
後から思うと、11月の初めころに
何かあったんだろうなと思います。
不甲斐なさ・後悔
↓
今度こそ誠実に向き合いたい
↓
どんなことになるかわからないけど
奇跡みたいに嬉しいこと
↓
感謝・頑張ろう
↓
自分の体・これからについて
どうなっていくのかを熟考した一年だったと総括
あんなに可愛くて、元気で
キラッキラに輝いていた神田沙也加さん。
ただただ悲しいですね。
ご冥福をお祈りします。
神田正輝と松田聖子の今後はこちら↓
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