AKB48の柏木由紀さんが
10万人に1人の難病
脊髄空洞症であることを
発表しました
1年以上前から
左手の指にしびれがあったという
なかなかびっくり!
手指のしびれと言えば
脳梗塞を思い浮かべますが
29歳とまだ若く
まさかこんなややこしいというか
珍しい病気だとは
本人も思いもよらなかったでしょうね
それ以外は本人は元気で
病気が発覚した1週間後の
AKB48のコンサートには出演しており
緊急性があるとも思えないですが
難病ということで
調べてみました
彼女が手術を受ける病院はこちら↓
柏木由紀の脊髄空洞症
なまえ:柏木 由紀 かしわぎ ゆき
生年月日:1991年7月15日
出身地:鹿児島県
身長:165cm
彼女は一年以上前から
左手の指のしびれを感じていました
手根管症候群とされてきましたが
テレビ東京系「主治医が見つかる診療所」に出演し
人間ドックを受けた 結果
脊髄内に液体がたまる
「脊髄空洞症」と診断を受けました
この脊髄内に液体がたまる原因は
- キアリ奇形という先天的奇形
- くも膜の癒着を伴う炎症
- 脊髄腫瘍
- 脊髄出血
の4つがあります
すでにMRI検査をしているので
1のキアリ奇形があるかどうかは
判別済みで、ないということだと思います
2の炎症による癒着像も
特徴的なものはわかると思いますが
それほどまでに(癒着を伴うほどの)炎症が
かつてあったとしたら
症状がもっと出ていた時期があるだろうし
手術歴もないので
一応は除外できると思います
4の出血は
わけもなく脊髄内に出血をおこすことは
考えづらいので
強くぶつけたとか
そういうことがなければ
除外できるでしょう
それで3の腫瘍による脊髄空洞症
を疑っているのだと思います
脊髄空洞症が10万人に1人なわけではなくて
腫瘍による脊髄空洞症が
10万人に1人という書き方をしているようにも
とれますが
脊髄空洞症が難病指定されているのは
間違いありません
脳神経外科での脊椎手術より
2週間後の精密検査で
1〜4のどれによるものなのかを
確定していくのでしょう
1〜4のどれにも当てはまらない
原因不明の脊髄空洞症
ということになる可能性も
もちろんあります
予後は原因が何かによる
1のキアリ奇形と2の癒着性の炎症による
脊髄空洞症は
早期発見と外科手術で
治る
と言っていい病気です
手術によって原因を取り除くことができるからです
4の出血によるとしたら
もっと手術は簡単かもしれません
ただ3の腫瘍によるものだと
腫瘍の種類によっては
楽観視できないかもしれません
この脊髄空洞症が
腫瘍によるものだとすれば
腫瘍は原発(転移ではないということ)の
髄内腫瘍ということになります
原発の髄内腫瘍は
- 星細胞腫
- 脊索腫
- 上衣種
があり
1の星細胞腫は悪性のことがあります
2の脊索腫は浸潤性のことがあります
このどちらかの場合は
再発のリスクがおおきいですが
可能性はごくごく低い
単純に発生が珍しいというのもありますが
症状が手指のしびれのみである
ということも
そんなに悪いものでないことを示唆しています
脊髄空洞症は治る?
本人のコメントによると
「治療して治せるものなんです」
だそうです
そのように断言するのは
専門家の判断があってのことでしょうが
原因が何にしろ
手術の腕がある医者ならば
原因を取り除くことができるということです
2週間後の精密検査で
どういう手術になるかわかるでしょうし
どういう手術にしても
すれば治る
というのは
本当に不幸中の幸いですよね
いろいろ悪いことも考えてしまいましたが
なんだか安心しました
まとめ
10万人に1人の難病にかかりながら
治る病気であるということは
柏木由紀という人は
本当に
最強の
強運の持ち主
といえます
「持ってる」
ね
最後までお読みくださり
ありがとうございました
彼女が手術を受ける病院は↓