長谷川健太はどんな監督?得意な戦術と特徴は4−4−2と柔軟性!

ワールドカップ最終予選で早くも窮地に陥っている日本代表の
森保監督がオーストラリア戦の結果によっては解任
公認にFC東京の長谷川健太監督の名前が上がりました
長谷川健太監督はどんな監督?
采配や実績・評判が気になりますね
采配の特徴や得意な戦術について調べてみました

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長谷川健太監督

エコノミストonlineより

名前:長谷川 健太 はせがわ けんた
生年月日:1965年9月25日
出身地:静岡県
身長/体重:177cm/75kg
ポジション:FW

自身が現役の時は日本代表として
あの
ドーハの悲劇
を経験しています
つまりはワールドカップに行っていない世代ですね
いつか日本人のワールドカップ経験監督が
現れる日が来るのでしょうね
1989年〜1995年の間に
通算27試合のAマッチに出場しています
Jリーグが設立した1991年から清水エスパルスに所属
1999年に現役引退
日本のサッカーの礎を築いた世代なんですね
Jリーグという国内のプロリーグができた前後で活躍した選手でした
(大雑把)
監督としては

2000-2004 浜松大学
2005-2010 清水エスパルス
2013-2017 ガンバ大阪
2018- FC東京

Wikipediaより

2004年にJFA 公認S級コーチを取得し
日本代表監督の資格を持っています
 

長谷川健太監督はどんな監督?

長谷川健太監督の実績

年度 所属 クラブ リーグ戦 カップ戦
順位 試合 勝点 勝利 引分 敗戦 Jリーグ杯 天皇杯 ACL
2002 浜松大 2回戦敗退
2005 J1 清水 15位 34 39 9 12 13 ベスト8 準優勝
2006 4位 34 60 18 6 10 予選リーグ敗退 ベスト8
2007 4位 34 61 18 7 9 予選リーグ敗退 ベスト8
2008 5位 34 55 16 7 11 準優勝 ベスト8
2009 7位 34 51 13 12 9 ベスト4 ベスト4
2010 6位 34 54 15 9 10 ベスト4 準優勝
2013 J2 G大阪 優勝 42 87 25 12 5 3回戦敗退
2014 J1 優勝 34 63 19 6 9 優勝 優勝
2015 2位 34 63 18 9 7 準優勝 優勝 ベスト4
2016 4位 34 58 17 7 10 準優勝 ベスト8
2017 10位 34 43 11 10 13 ベスト4 4回戦敗退
2018 FC東京 6位 34 50 14 8 12 予選リーグ敗退 4回戦敗退
2019 2位 34 64 19 4 8 ベスト8 3回戦敗退
2020 6位 34 57 17 6 11 優勝 ベスト16
J1通算 306 204 76 89
J2通算 42 25 12 5
J通算 348 229 80 83

Wikipediaより

2020年5月時点の
J1通算勝利数188は
日本人監督として西野朗監督についで2番め
この辺が今回の起用のポイントなのでしょうか
長谷川健太監督が一番力を発揮できたのが
2013年のガンバ大阪監督就任後
1年でJ1昇格
翌年J1優勝!!
このときですね
J2降格の原因であった守備の問題を的確につきとめ
修正に成功し
チームの持ち味である攻撃面を活かし
9年ぶりのリーグ優勝に導いた手腕は
間違いなく長谷川健太監督のものでした

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J1優勝時の神采配エピソード

ーー最終節までもつれたJ1の優勝争いですが、2部から昇格したばかりのガンバが頂点に立ちました。前回の連載で金子さんは、長谷川健太監督の采配力を絶讃していましたね。たとえばどの試合の采配がすごかったですか?
「直接対決となった大一番の浦和レッズ戦は、神采配だったよね。個人的にここ20年間で、一番度肝を抜かれた采配だった」
ーー32節に首位浦和と2位ガンバが対戦して、ガンバが2対0で勝利した試合ですね。これで勝ち点差が2に縮まり、今季の最大のターニングポイントになりました。
「だって、誰が見てもガンバの攻撃の核といえば、宇佐美(貴史)君とパトリックじゃない? その2人を代えて、途中から入った2人が点を取っちゃうんだもん。で、思い出したのがクライフの言葉。クライフいわく『マークする選手をいなくしてしまえば、相手は混乱する』と」
ーーなるほど。
「それまでは槙野(智章)君が、ほぼ完璧にパトリックを抑えていた。前半に1回だけ離してしまったけれど、チームとしてもう本当にパーフェクトなテンションと集中力で捕まえていた。その相手がいなくなった途端にロストしちゃったんだよね。代わりに入った佐藤(晃大)君って今季1点しか取っていなかった。それは緊張が緩むじゃない? カウンターから佐藤君が先制点を決めたシーンでは、完全にフリーだったからね。パトリックには1回も許されなかったペナルティエリア内のドフリーだぜ」

NewsPicksより

この年のガンバ大阪はJ1昇格1年目で
序盤は成績が出せずまたJ2降格だな〜って感じだったのに
最終コーナー回ってから
連勝連勝で優勝しちゃうっていう
ガンバファンにとっては本当にしびれるシーズンでした

5年後ガンバ大阪を離れる時のエピソード

その後は徐々に成績を落とし
5年後にはクラブワースト記録となる連続未勝利試合数を記録してしまう
2017年の最終戦後のセレモニーでは
今季限りでガンバ大阪を去ることに対してなのか
成績を残せなかったことに対してなのか
ガンバ大阪のサポーターから大ブーイングという
厳しすぎる反応

長谷川健太監督

こういうブーイングをこれから声援に変えて、来シーズンのガンバ大阪、是非タイトルを奪取してほしいと思います。
5年間ありがとうございました!!

スポーツの世界の監督に対して
こういうものなのだなと痛感させられますね
負けて成績を残せなければ
過去にどんな栄光があっても
世間の目は冷たいのだ
厳しい世界です
実績を残せば評判は上がり
残せなければ評判はガタガタです

FC東京では

FC東京より
直近の3年間FC東京で采配を振るっていますが
成績は鳴かず飛ばず
それでも2020年にはJリーグルヴァンカップで優勝
ACLに出場しています
結果は16位でしたけどね
今はFC東京にはA代表選手
長友佑都、永井謙佑、小川諒也がいますね
スペインリーグに行く前の久保建英も
FC東京の監督就任後にいました
久保建英の特徴を掴んでいるというのも
強みになるでしょうね

得意な戦術と特徴

長谷川健太監督の采配の特徴といえば
柔軟性
様々な選手と戦術の組み合わせの中で
それぞれの動きや個性を把握し
的確な配置をもたせる判断ができる
その時に調子のいい選手や
試合中の選手の状態も把握し
交代も判断していく
それらをいちいちデータに頼らず
もちろん参考にはしますが
感覚的に掴むことができるようで
その勝負強さには定評があります
かつてのイタリア人日本代表監督
ザッケローニ氏の采配で印象的だったのは
選手の交代でガラリと試合の流れが変わるものがあり
采配力とはすごいものだと目の当たりにしましたが
そういう采配を見せることができる監督なのでしょう
選手の交代で試合の流れが変わるシーンを
長らく日本代表の試合で見ていないような気がします

新しい戦術にもチャレンジ

得意な戦術は4−4−2で
守備をベースに
サイド攻撃からチャンスを作るシステムが主で
一番成績を残してきました
日本代表の得意な戦術とも合致していますよね
どちらも守備の4バックは確定
中盤からトップにかけては
4−2だったり
3−2−1だったり
2020年からFC東京ではより攻撃的な
4−3−3を採用し
チーム全体で苦戦しつつも取り組んでいます

敵陣に押し込んでポゼッションを続けるためには、最終ラインは高くキープして全体をコンパクトにし、ボールを失ったあとも即時回収しやすい状況を作る必要がある。そうして初めて、4-3-3は攻撃的に機能する。
理想のプレーはレアル・マドリード。
対戦相手によってはプランBの4-4-2、状況によってはパース戦の終盤で見せた逃げ切り用の5-4-1(プランC)も併せ、戦術バリエーションはぐっと広がる。そこが、一貫して4-4-2を貫いた昨季までとは大きく異なる点だ。
実際、リーグ開幕戦では、攻撃サッカーを標榜する清水エスパルスに序盤から押し込まれ、ディエゴ・オリヴェイラ、レアンドロ、田川亨介の3トップも機能しなかった。しかし、後半55分からアダイウトンを投入してプランB(4-4-2)にシフトチェンジしたことで試合の流れを変えることに成功。終わってみれば、AOL揃い踏みの計3ゴールを挙げて逆転勝利を収めることに成功した。

 指揮官自らがその殻を破り、タイトルを獲得すべく大きく変貌を遂げようとしているFC東京。たしかに大きな賭けかもしれないが、昨季までとは明らかに違うこのチームのサッカーに注目せずにはいられない。

Yahoo ニュース 中山淳記事より抜粋

最大の特徴である柔軟性を持って
戦術のバリエーションも広げてきているということですね
いいじゃん〜

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まとめ

オーストラリア戦の結果次第で
監督交代とのことですが
それは今よりも状況が悪い状態で
長谷川健太監督の就任となるわけで
監督交代という采配で
どれだけ流れを変えられるのかが見ものです
「この苦しい状況でも楽しんで!」
と本田圭佑も言っています
サッカーファンは熱くなり
うまくいかない試合は見ていると
イライラしがちですが
試合が終わったらノーサイドの精神を忘れずに
イライラを家族やモノにぶつけることがないように
しましょうね
厳しい世界で戦っている選手と監督には
常に敬意を忘れずに
最後までお読みくださり
ありがとうございました