もう中小道具トラブルの何が問題?ダンボール芸もパクリ?個展では自作と称して詐欺になる?

2021年再ブレークしたダンボール芸人「もう中学生」。

「誰も傷つけない」「みんなを幸せにする」優しい芸風で人気でしたが、
その小道具を巡って後輩芸人「ツクロークン」に訴えられているとのニュース。

もう中が小道具を外注し、報酬も支払っていたとのことですが、
何が問題なのでしょう。

2009年に開いた個展では「100%自作」と称していましたが、
詐欺になるのでしょうか。

ゴーストライターならぬゴースト製作者とのトラブルについて調べてみました。

 

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もう中学生とツクロークンとのトラブル

もう中学生のゴースト製作者はツクロークンという後輩芸人

今回のトラブルの経緯はこうです。

ツクロークンは愛知教育大学で美術を専攻。その腕を活かし、14年頃からもう中学生の小道具制作を請け負うことになった。だが、もう中学生はツクロークンに対し、制作費は払ったが「作っているのは自分だと言わないでほしい」と“口止め”していたという。 「制作費は最高で、材料費などを込みで3点5万円になりました。が、業者に外注すると1点10万円くらいかかることもあるので、それに比べれば格安です。でも、もう中さんは『いつか割に合うお仕事を引っ張って来るから』と。それならばと思い、作り続けてきました」(ツクロークン)  だが「工作」を芸人としての柱にしたいと考えていたツクロークンは、自らが作った小道具が“もう中学生の作品”として世に受け入れられている状況に、徐々に違和感を抱く。 21年2月、ライブのために「跳び箱」の制作を依頼されたが、そこでもクレジット明示を拒否された。 「その頃には私が自分のネタのために作るものについて『もう中さんの二番煎じだよね?』と言われるようになっていたんです。その状況に耐えられなくなり、名前を出すように強く抗議しました」(同前)  その結果、もう中学生はライブ後、ツイッターで初めて跳び箱がツクロークンの作だと明かした。しかしそれ以外の、これまでツクロークンが作った約70点には言及しないままだった。以降、もう中学生とツクロークンの“協力関係”は切れた。

文集オンラインより

芸名:ツクロークン
生年月日:1973年4月5日 (48歳)
出身地:愛知県
身長:145cm

もう中学生が再ブレイクする前から小道具制作を請け負っていて、

もう中学生が売れないうちはよかったのでしょうけど、
再ブレイクしていくなかで、売れない自分に焦りを感じての告発ですね。

自分の芸が「もう中学生の二番煎じ」と言われたことが、ショックだったのでしょう。

再ブレイクしてイケメンとされているもう中についてはこちら↓

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ダンボール芸はパクリではない


松本経済新聞より

もともともう中学生がブレイクしたのは2008年〜2010年のこと。
「爆笑レッドカーペット」というお笑い番組がきっかけです。

その頃の芸は大きなダンボールに背景を描いたものの前で、
割り箸の持ち手をつけたキャラクターとコントをするというものでした。

まったく切れのないシュールな展開と、もう中の高い声の語り口で、
子どもたちを中心に受けたんですよね。

「ためになったね〜。ためになったよ〜。」が決め台詞。

もう中学生がその頃用いていたイラストは本人が書いたものです。

絵は本格的に学んだわけではないものの、
小さいころから落書き程度に描き続けてきたゆえの画力です。

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個展は自作と称していたが嘘ではない。


もう中学生ギャグアート展より

もう中学生は今までに何度か個展を開いています。

Wikipediaによると以下の3回

  • 小道具展「もう中学生幸せになるギャグアート展」
    • (2009年10月1日 – 10月13日、渋谷パルコファクトリー)
    • (2009年11月20日 – 11月29日、松本パルコ)
  • ギャグアート展「もう中学生アートギャラリー」(2010年9月18日 – 10月3日、長野ショッピングプラザagainホール)
  • 「もう中学生のラッキー♪になれる展覧会」(2011年10月3日 – 10月9日、下北沢ギャラリーHIBOU HIBOU)

2009年の渋谷パルコでの展示内容には

ネタでもお馴染みのダンボールをキャンバスにした100%自主制作で描かれる小道具作品を中心に展示を行います。また、実際に舞台で着用した衣装各種、本人の声で聞ける漫談ブース、その他ネタ帳や本人の幼少の頃からNSC時代の秘蔵映像や写真を一挙公開致します。本人によるワークショップイベントなど各種ファン参加イベントも開催。

もう中学生ギャグアート展より

松本パルコでの展示の取材では

今までに作った段ボール小道具はすべて保管してあるというもう中学生さん。制作は1つにつき1週間ほどかけるため思い入れがあり、どんなにボロボロになっても捨てずにいると話す。「今までに作った数を質問されて70と答えていたけど、今回の展示用に撮影したときに数えたら120もあった。

松本経済新聞より

今回の告発の中に

20年2月にはもう中学生が「(地元の)長野で個展を開く」とツクロークンに相談。新たに小道具を制作する必要があったので、ツクロークンは「スタッフの1人としてクレジットを入れてほしい」と頼んだ。だが、もう中学生の答えは「それはできない」。ツクロークンは、このままだと自分の存在がなかったことになってしまう、と怖くなったという。

文集オンラインより

とされていますが、2020年に個展を開いたという情報はなく、
この話は結局流れてしまったようです。

なので今までの個展の展示物は、ツクロークンの作品ではなく、
詐欺とか言われる筋合いではないということになります。

問題になるのは?


文集オンラインより

今回のこの答えはコメント欄に弁護士さんが回答しています。

田村勇人 認証済み

|弁護士(フラクタル法律事務所代表)

小道具ネタの小道具に類するものについて、美術の著作物として知的財産権が生じる(観賞用の美術だと判断される)可能性は一般的に低いと考えられます。そうすると小道具自体の所有権は売買されているので、本件は法的にはもう中さんに落ち度がある可能性は低い問題かと判断されます。逆に小道具が美術の著作物と判断されると、単純に譲渡したとしても製作者として明示する権利が製作者に残存します。法的にはここの争いです。
ただ、当事者からすれば、売買の前提となる思惑が異なることによって生じた紛争であり、途中で双方もう少しはっきりと条件交渉を出来たら紛争とならなかった可能性があることは残念です。えてして法的紛争の背景にはこのような「将来の思惑の違いを双方あやふやにしてきた」ことが原因となることが多いです。

Yahoo コメントより

わかりやすく説明すると、

この小道具に美術の著作物になると問題が発生するが、その可能性は低い。

もう中学生の依頼を受けてツクロークンが制作、納品し、対価の支払いが済んでいます。
所有権は完全にもう中学生にあります。

ツクロークンは製作者として名前を公表することを制作の条件にもできたのに、そうしなかったので、
法律上は今更如何ともし難いところです。

もし個展を開いていたら、美術の著作物としての知的財産権が発生していた可能性もある??

やはりその可能性は低いとは思います。

なぜなら、それは「もう中学生の小道具展」の側面が大きいからです。
制作のアイディアは細部まで指示されていますものね。
そうなると美術品ではなく、道具です。

問題になるとしたら、もう中学生の画力や制作がアートとして評価され、
作品が高価な値段でやり取りされるようになっていたら・・・・????
というところでしょう。

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まとめ

今回のトラブルで、もう中学生さんは今まで隠したかった「小道具の外注」について暴露され
社会的な制裁は受けたことになります。

ツクロークン側も、法律的に何も出来ないことがわかっていての文集への暴露なのでしょう。

芸人さんも売れない時期が長くなると焦る気持ちが出て来るのも自然なことですし、
多少の足の引っ張り合いも仕方のない部分ではあります。

でも、ツクロークンが売れないのはもう中学生のせいではない。

今回の件で少しでも注目を集め、
これを機にブレイクしていけるといいですね。

そしたらまた二人が仲直りすることもできるかもしれません。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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