ノーベル物理学賞の真鍋淑郎さんがアメリカ国籍を取得した理由の一つには日本の家長制度がある!!

2021年ノーベル賞物理学を取った日本人として
2015年の梶田隆章についで
10人目の受賞者となった
真鍋淑郎さん

あれ?
日本人のノーベル賞受賞者とは
どこにも書いていませんね?

あら?
アメリカ国籍ですって!?

日本人じゃないじゃん!

顔も名前もめっちゃ日本人なのに
どういうこと?

日系2世?ハーフ?

調べてみました

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ノーベル物理学賞の真鍋淑郎さん

名前:眞鍋 淑郎 まなべ しゅくろう Syukuro Manabe
生年月日:1931年(昭和6年)9月21日(90歳)
出身地:愛媛県
国籍:アメリカ合衆国
民族:日本人

というわけで
日本で
日本人として
日本のご両親から生まれ
日本人として育ち
尋常小学校に通い
10歳から14歳で戦争も体験しました

生家は村唯一の医者の家であったので
日本中が貧しかった時代に
大学にも進学します

しかも四国から
東京大学!!

時代背景があまり良くわかりませんが
愛媛から東大に進学するっていうのは
かなり珍しかったんじゃないでしょうか

卒業したのは理学部地球物理学科

あれ?
医学部じゃなくていいの?

家業を継ぐために医学部に言ったというのなら
まだ納得できますが

家業の医院を継ぐためではなく
自分の興味・勉強のために東大に行った

となると
余計に資力を感じてしまいます

真鍋さんが東大に進学した
終戦から5年後の日本は
まだGHQの統治下にありながらも
急速に近代化が始まってきた時代

プロ野球が2リーグ制になり
サザエさんの連載が始まり
湯川秀樹が日本人初のノーベル賞を受賞した年
理論物理学ブームが到来したそうで

そんな中、同じ物理学分野でも
地球物理学に進んじゃうあたり

本当に興味があった分野だったのだなと思いますが

今後その辺が語られるようになるのでしょうか

今回のノーベル物理学賞の受賞についても

物理学分野の中でも
地球科学分野の受賞は初めて

その中の気象学・気候科学の研究者達にとっては
ついに認められた
歓喜の受賞になったようです

今回のノーベル賞受賞の研究成果は

真鍋氏は1960年代から、大気と海洋の数値計算モデルを結合し、さまざまな要素が複雑に絡み合う気候変動の仕組みについて、コンピューター上でシミュレーションを可能にする「気候モデル」の手法を確立。大気中の二酸化炭素の濃度上昇が、温暖化につながることを実証した。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が90年に公表した第1次評価報告書には、真鍋氏の研究成果が引用されている。

JIJI.comより

だそうです

今では普通に行われていることですが

これを60年代にやっていたということがすごいってことなんですかね?
コンピュータシミュレーションを使ったこと?

そうじゃなくて

大気と気温の関係をしめしたことかな?

すみません

ちょっと何がすごいポイントなのか
よくわかりません

あ!あった

コンピューターによる気候変動予測の礎を築いたこと

だそうです

やっぱりよくわからんや

 

アメリカ国籍を取得

真鍋淑郎さんは
アメリカ在住の
アメリカ国籍の方だそう

アメリカ国籍を持っているということは
日本国籍を失っているということです

なぜなら日本は2重国籍を認めていない国だからです

(2) 日本国籍喪失
日本国籍を有する人が国籍を失うケースは,自己の志望により外国籍を取得した場合(国籍法第11条)と,出生から3ヶ月以内の国籍不留保(同第12条)があります。
一方,国籍付与に関し生地主義を取る外国の国籍を出生に伴い取得した場合など,自己の志望とは関係なく外国籍を取得した場合には,日本国籍を喪失することはありません(ただし,出生届とともに国籍留保届を出生から3ヶ月以内に提出する必要があります。)。
例1:日本国籍を持っていて,米国籍を申請し取得した→日本国籍を喪失する

在ニューヨーク日本国領事館HPより

この例1のパターンで
日本人として生まれ
日本人として育ち
日本国籍を持っていた真鍋淑郎さんは
アメリカ国籍を取得したので
日本国籍は喪失しました

つまり日本人ではありません

日系アメリカ人1世

ということになります

民族的には日本人ですし
本人のアイデンティテーもきっと日本人だと思いますけど

アメリカってそうやって
多民族を受け入れて大国になったわけで

懐の大きな国だなあと思います

 

大坂なおみも二重国籍の期限が来た22歳の時に
日本国籍を取得したことで話題になりました

未だに彼女のことを日本人ではないと
主張する人がいます

滝川クリステルや陸上のサニブラウン・ハキームなど
民族性が日本人ではないけれど
日本で生まれ日本で育ち
日本国籍を持っている人達を
未だに受け入れられない

日本てケチで不寛容な国だなあ
思うことがあります

 

カルロス・ゴーンなんて
レバノン・ブラジル・フランスの
3カ国の国籍を持ってるのにね!

カルロス・ゴーンは日本で勲章をもらうくらい
日本社会に貢献したわけだから
日本国籍を取得することが
できそうなものですが

日本国籍を取得した瞬間に
すべての国籍を失うんだから
なんか理不尽なきがします

いやいやカルロス・ゴーンは
日本なんて大嫌いですね

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そんなわけで今回のノーベル物理学賞の受賞は
アメリカ人のSyukuro Manabeさん

というのが正解ですね

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真鍋淑郎さんは大学卒業後
東京大学の大学院に進学し

博士号をとってすぐに
アメリカ国立気象局(現・アメリカ海洋大気庁)に就職
後に出世して主任研究員になります

日本の国家公務員て
外国人がなれるのかな?

調べてみたところによると

国家公務員に限らず
公務員の任用資格として

日本国籍を有すること


法律で明確に規定されている役職がほとんどで

明確に規定されていない役職についても

1953年3月25日に「法の明文の規定が存在するわけではないが、公務員に関する当然の法理として、公権力の行使または国家意思の形成への参画にたずさわる公務員となるためには、日本国籍を必要とするものと解すべきである」とする内閣法制局の見解(「当然の法理」)が示された。

Wikipediaより

ほらやっぱりだめですよ

日本では外国国籍の人は公務員になれません

アメリカの国立気象局って
気象庁みたいなものでしょう

さすがアメリカ

1975年(昭和50年)
44歳の時にアメリカ国籍を取得します

研究者がアメリカに渡る理由は

資金も研究職のポストも乏しかった時代に、よりよい研究環境を求めて海外に向かう研究者は少なくなかった。

毎日新聞より

ノーべル賞受賞者のうち
半分以上が研究の拠点を海外においているのは
日本の研究環境の悪さが原因だったのですね

真鍋さんの他にも

物理学賞の南部陽一郎さんは1970年に
同じく物理学賞の中村修二さんは2000年に

アメリカ国籍を取得しています

アメリカ国籍を取得する一番の理由は

アメリカが気に入ったから

これにつきます 😀

暮らしてみるととてもいいところです

日本の常識は世界の非常識とはよく言ったもので
全然違います

日本で他人の視線や
人からどう思われるか
を気にして生きることに
窮屈さを感じている人には

このアメリカの寛容さというものは
本当に魅力的です

人がどう思うかなんて
誰も気にしていないかのような

いや違うか

気にするポイントが日本とはぜんぜん違うんですね
日本では「みんなはどうか」
アメリカでは「自分はどうか」

みたいなところでしょうか

とにかく
ありとあらゆる人種・宗教を受け入れてきた
アメリカでは

「そんなの常識でしょ!」

みたいな価値観は通用しません

みんな背景も思想も違うのが当たり前

そういうところが本当に
懐が深くて
生きやすいと感じます

私個人の意見ですが
きっとそう思う人もいっぱいいるでしょう

「日本の人々は、非常に調和を重んじる関係性を築きます。お互いが良い関係を維持するためにこれが重要です。他人を気にして、他人を邪魔するようなことは一切やりません」 「私はまわりと協調して生きることができない。それが日本に帰りたくない理由の一つです」

HUFF POSTより

 

背景には日本の家長制度が!!

もう一つ考えられる大きな背景に

日本の家長制度というものがあります

家長制度というのは簡単に言うと

「家」を守り、受け継いでいくための制度で
「家」のすべての権利を「戸主」に相続させる制度
法律で定められていましたが
戦後に廃止されました

「戸主」は「家長」としてすべての権限を持ちますが
その分「家業」を守り、「家族」を養っていかなければならない

戸主は「長男」に受け継がれていくので
とにかく「長男」という存在が大きかった

こどもは今よりもよく死にましたから
たくさん産んだのですが

はっきり言って成人する男子が一人いればよくて

それ以外の男子は女の子しかいない家に養子縁組するんだけど

行き先のない男の子は
大きな家なら分家して土地をもらえ、新たな「家」を作ることができますが
分家できない場合は生家で肩身の狭い思いをするわけですよ

それでそういう人達が
自分の土地が欲しくて
北海道の開拓者となったり
南米のブラジルに移住したりしたわけなのですね

もちろん移住先はアメリカだったりもしたわけで

そう考えると真鍋淑郎さんは
長男ではないな・・・

次男・三男・四男・・・十男てこともあります

少なくとも
村に唯一の医院の跡継ぎではなかったのでしょうから

どこかに新天地を求めていた部分もあったのでしょう

そういう背景もあって
大好きな研究に没頭できる環境があって
アメリカの風習が肌に合っての

アメリカ帰化だったのでしょうね

ちょっと前の日本の話

結構昔話みたいな世界あったんですよ

 

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まとめ

日本は外国人に対して
とても保守的で不寛容な国です

優秀な人ほど
海外に出ていってしまうというのは

日本の国の大きな課題ですよね

知的財産というものがあるとしたら
その財産を大きく失っていることになります

これからは人材不足の時代がやってくるわけですから
研究者はもちろん
外国人にとっても
働く環境を整備していかないと

この国の未来が心配になってしまいますよ

子どもたちにとって
明るい未来にしていってほしいです

最後までお読みくださり
ありがとうございました

 

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