不登校少年Youtuberゆたぼん。大きくなりましたねえ。
思春期を迎えて中学生のお兄ちゃんらしい風貌になってきました。
中学生といえば反抗期真っ盛り。
そういえばゆたぼんは反抗期ってないのかしら?
やりたい放題している人には反抗期ってこないのかしら?
調べていくと反抗期って親離れしていく時期なのです。
その内容に関わらず、親の価値観から離れて自分の価値観を確立していく時期で、
ゆたぼんが親離れしたら、不登校を後悔することになるのでしょうか。
考察してみました。
思春期のYoutuberゆたぼん
Instagramより
真面目な顔して「東大死傷事件」についてコメントするゆたぼん
あら〜大きくなって〜
小学生Youtuberから中学生Youtuberとなり、
すっかりお兄ちゃんになりましたね。
顔も面長になってきて、思春期の男の子らしく、身長もすごく伸びて、
体つきも大きく変わって来たでしょう。
今はまだ大人の中に混じって見下されていますが、
後3年も経てば、目の高さもぐっと上がって、今まで見下ろしていた人の中には、
ゆたぼんを見上げるようになるかもしれません。
成長期ってすごい。
その時期が終われば1cmたりとも身長なんて伸びないのにね。
可愛らしいのは今のうちで、すぐにカッコいい男性って感じになります。
やだ〜。大きくなって〜。もう。
ゆたぼんに反抗期は来る?
Instagramより
思春期で子どもの体から男性の体へ大きく変化するわけですが、
同じくこの時期は反抗期といって、一時的に荒れる時期。
周りのお母さんも反抗期真っ盛りの子どもがいたりすると、
本当に毎日大変そうです。
口聞いてくれないとか、家から出ていってしまうとか、
壁に穴が開いたとかよく聞きます。
学校に行かなくなってしまったお兄ちゃんもいたりして、
厳しくしつけられたとか、
親の価値観を押し付けすぎたとかで、
子どももいろいろ言いたいことが溜まってたのかと思ってしまうけど。
ゆたぼんにおいては、親の価値観に影響されて今までの意見を形成してきたことは間違いないでしょうね。
でも、やりたくないことを押し付けられた訳でも、
我慢させられて来たわけでもなさそうで、
こんな自由に生きている子に果たして反抗期って来るのでしょうか。
甚だ疑問に思ってしまう。
アグネス・チャンがかつて何かで、おっしゃっていましたが、
『それはホルモンのせいで、親のせいじゃない』そうです。
だったらゆたぼんにも反抗期は来るはずです。
どんな反抗期になるのでしょう。
そもそも反抗期ってなに?
Instagramより
そもそも反抗期って何なのか調べてみました。
・・・・・
反抗期の心理には諸説あって、完全に解明されているわけではないようです。
発達心理学のエリクソンによると思春期は
エリクソンの発達段階説における5番めの段階は「青年期」。
【青年期(adolescence)】
12歳~18歳
【心理社会的危機】
アイデンティティー対アイデンティティーの混乱(identity vs. identity confusion)青年期に入ると、自分を客観視でき、自分は何者かと考えるようになります。そうして、自分の本質や他者との違いを知ることにより、アイデンティティーを確立するのです。
つまり
青年期は、親の価値観を盲目的に受け入れられなくなり、「自分とは何者か」「どのようにして生きていくのか」といった自己に対する探究が始まります。
しかし、自己の探究は同時に、自己の不安定さと向き合うこともあり、様々な困難や苦悩・危機が伴います。
この自己探求の過程ででてくる
自己の不安定さというのが
- 自己否定
うまくいかないことがあると「どうせ自分には出来ない」「自分はだめな人間だ」と思い、
いろんなことが嫌になってしまったり、不登校になったりします。 - 自立心
「自分でなんでもできる」「自分で決めたい」と思い、親が自分の自立を妨げるように思えてきてしまう。
本当は親に感謝しているし、自分がまだ一人では生きていけないこともわかっていて、
子どもたちはもがいて苦しい気持ちが、反抗となって現れて来るのだということです。
ゆたぼんが親離れしたら不登校を後悔する?
ゆたぼんが親離れしたら、父親の洗脳が解けて不登校を後悔するのでは?と思っている人がいるようです。
ではゆたぼんが反抗期になったらどうなるのでしょうか。
- 親の価値を盲目的に受け入れられなくなる
確かにゆたぼんはお父さんの影響を強く受けているように見えます。
しかし、ゆたぼんのお父さんは、ゆたぼんに不登校を勧めたり、強制したわけではありません。
本人が行きたくないのならいかなくてもよい
というスタンスで、ゆたぼんの不登校を精一杯支持したということです。
お父さん自信もゆたぼんと同じ気持ちであり、息子がその考えを持ってくれたことを喜んでいて、
ゆたぼんがお父さんに忖度している部分はあるのかもしれません。
子どもって本当に親の顔色見るし、親を喜ばせようとするものですからね。
お父さんが強化した部分はあるでしょう。
でも、どちらかというと親の価値観を盲目的に受け入れてきたのではなく、
自分の考えを親が支持してくれたというふうに見えるので、
父親の洗脳が解けて・・・ということにはならないのではないでしょうか。
- 自分とは何者かというアイデンティティーの確立
これがすでにゆたぼんでは確立されているように思います。
他者と自分の違いを明確に意識して、「自分はこうやって生きていく」という確固たる指針までも持っています。
子どもでも小さい時に自分の好きなことを見つけて「これで生きていこう」って決められる人ってときどきいます。
それはやっぱりすごく有利なことで、スポーツで活躍している人達にはたくさんいます。
学校に行ったかどうかは別として、サッカーの久保建英さんや、卓球の福原愛さんもそんな一人ではないでしょうか。
ゆたぼんは何も考えていない子どもではなく、しっかりと自分の意志を持って活動し、発言しています。
子どもゆえの部分はいっぱいあるかもしれません。
それでも、あそこまでできるのは「自分」ていうものをもっているからです。
今抱いている「自分」は変わっていくものでしょう。
それも成長ですし、当然のこと。
- 自己否定
ゆたぼんには自己否定の気持ちはほとんどないように見えます。「自己肯定感の塊」みたいです。
それは自分のやりたいことを一生懸命やっているからなのではないですかねえ。
誰がなんと言おうと、自分の人生を生きるというのは大事なことです。
そしてなかなかできることではない。
何があっても、「不登校を後悔」はしないだろうし、
後悔したとしても、それはそれで受け入れる事ができるんじゃないでしょうか。
自己肯定感が強いってそういうことです。
- 自立心
でてくるとしたらこれかな?
ゆたぼんは自分で収入も得ていて、自分の誕生日を祝ってくれる大人たちが100人もいて、
普通の中学生の比でないくらい自立しています。
それでもまだ全てを一人でしているわけではなく、
食事も栄養のことを考えてくれるお母さんが作ったものを食べ、
いきたいところにはお父さんがついてきてくれて、
家族のサポートを受けているのはわかっているでしょう。
全部一人でできる!!ってなったら、
そこで自立心が芽生え、反抗につながるかもしれません。
でも、実際この子が例えば上京してひとり暮らしする!と言ったら、
サポートしてくれる人がたくさんいて、全然問題ない気がします。
その時にお父さんがちゃんと、手を離してあげられればいいだけ。
もともと、ゆたぼんの好きなようにとしているお父さんですから、
ゆたぼんの自立を妨げるようなこともしないのではないのでしょうか。
まとめ
イロイロ検証してみましたが、やっぱりゆたぼん、
反抗期来ないよね。
てゆーか何に反抗するん?
人間反抗するものがないと反抗も出来ないでしょ。
親離れは早い段階でするかもしれない。
けど不登校を後悔したりはしないでしょう。
お父さんとはちょっと考え違うわってところがでてくるかもしれない。
でもお父さんのほうがうまく合わせて、サポートして行くんじゃないでしょうかね。
お父さんの子離れのほうが心配かな?
子どもが早くに自立しちゃうのって、
本当に嬉しいんだけど、寂しいですから。
ここまで気の合う子だと、可愛くて離したくないだろうな。
それも当然。
でも親は手を離すしかありませんから。
ここにも選択肢はないのです。
私は他人なので、ゆたぼんの自立を楽しみにしています。
子どもって可能性の塊!
学校に行かなくたって、まだまだ可能性の塊!
エンターテイメントだなあ(不謹慎)