2021年末のRIZINでの、シバターと八百長問題が未だ収まらない中、
渦中の人、久保優太がアスペルガー症候群だったことを告白!!
アスペルガーって発達障害の一種。
自閉症とはちがうの?
アスペルガーでもK-1のチャンピオンになれることや、
投資家として成功できることは、同じ病気の人や家族にとって一筋の光になりますが、
障害の程度や症状はどのくらいなのでしょうか。
調べてみました。
久保優太
生年月日:1987年10月19日(34歳)
出身地:東京都
身長/体重:175cm/76kg
久保優太さんは通称:闘う投資家といわれています。
その人生はかなりの浮き沈みが激しく、
結婚→DV(加害者)離婚
2016年 借金トラブル
2017年 K-1チャンピオン
K−1チャンピオンになってから株式投資で成功し、
7年間で5億円の利益を出しています。
2018年にサラさんと結婚。
2019年に2億2千万円の損失を出して、サラさんの実家(大富豪)にお金を借りて破産は回避。
株取引で情報商材も売っているし、
格闘技はアルバイト感覚だそうで。
天才肌ってこういうこと?
破天荒というか、常識に囚われない感じがとても頼もしいです。
社会的には成功者の部類でしょうし、
イケメンでお金持ち。
今回の騒動で、すっかりしょげていますが、それもこの人の波乱万丈な人生の小波のうちなのでしょう。
アスペルガーとADHDの併発
彼はアスペルガー症候群であることや、
ADHDの併発があることをツイッターで告白していました。
なんかもう僕が死んだりでもしないとこの人は理解出来ないっぽい。
こんなにも人の気持ちを理解出来ない人って居るんですね。アスペとADHDのセットの僕でもこんな事くらい考えられるわ。 pic.twitter.com/bY4WmQEeUg— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) July 23, 2018
なんか僕の兄弟のじーけんさんに小物の下級戦士が喧嘩を売ってたと各方面から報告受けたんですが…
僕のアスペルガーの障害を誰よりも理解し味方でいてくれてサポートしてくれてる。
僕とは正反対の人間が出来ててマジで人望が厚いじーけん氏。
彼は常に正しい。僕が尊敬する人物。
— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) June 14, 2020
シバターがあそこまで周到だったと思うと 、
半年前のツイートを見て久保優太がアスペルガーってこと知ってたんじゃないかと思ってしまいますね。
アスペルガー症候群
アスペルガー症候群は、知的障害を伴わない発達障害です。
自閉症との違いは知的障害と言葉の遅れがあるかどうかだそうで、明確な線引はないそうです。
その特徴は、
コミュニケーション 及び 対人関係における障害
- 相手の気持ちや意図を想像するのが苦手
- その場の雰囲気に沿った発言や、空気を読むことが難しい
- 曖昧な説明や指示を理解することが苦手
- 非言語コミュニケーション(視線、身振り・表情など)の理解が難しい
- 相手の発言をそのまま受け取ってしまう(冗談なのか区別しにくい)
- 人の話に共感しにくいことが多い
- 他人への興味が薄く、一人で過ごすのが好き など
反復性の行動と興味、同一性へのこだわり
- 決められた手順やルールにこだわり
- 急な変更や予定外があるとパニックになってしまう
- 臨機応変な対応が苦手
- 特定の対象への強い没頭
- 感覚過敏 もしくは 鈍感
- 同じような動作を繰り返す
- 興味のないものは関心が持ちにくい など
LITALICOワークスより
発達障害は悪い点にばかり注目されますが、
裏を返せば
- 他人の意見が気にならない
- 興味を持ったことは没頭し、反復し続ける集中力がある
ということで、上手く好きなことにハマれば天才的な能力を発揮します。
IQが高い人が多く、東大生の4人に1人はアスペルガーだと言う人もいるくらい。
- スティーブ・ジョブズ
- イーロン・マスク
- 織田信長
- アルバート・アインシュタイン
- レオナルド・ダ・ビンチ
- トーマス・エジソン
- モーツァルト
などもアスペルガー症候群の特徴を備えていました。
つまりアスペルガー症候群は知的障害や言語障害はないので、
言葉の選択が悪いかもしれませんが、
「騙されやすいおバカさん」ではありません。
まずはそこをおさえておきましょう。
ADHD
ADHDは「不注意」「多動傾向」が主な特性の発達障害です。
不注意
- 注意、集中ができず、ケアレスミスが多い
- モノをなくしたり、置き忘れたりする
- 片付けやスケジュール管理が苦手
- 約束を忘れてしまう など
多動性、衝動性
- 落ち着きがない、そわそわする
- 一方的なおしゃべりをしてしまう
- 感情が高ぶりやすく、いらいらしやすい
- 衝動買い、金銭管理が苦手
- 自分の順番を待つのが苦手 など
LITALICOワークスより
ADHDも落ち着きがないといえば短所になりますが、
- 新しいことを次々と思いつく
- やりたいことを行動にできる
- チャレンジ精神旺盛で話が面白い
のも魅力的なところです。
久保優太の障害の程度と症状
アスペルガー症候群が特殊能力をもった天才と思えば、久保優太はそういう部分がたくさんあります。
久保は株も格闘技も「成功の仕方、努力の仕方を心得ている」と話す。試合が決まらないと練習を開始せず、その間の練習はほぼ行わない。にもかかわらずチャンピオンまで上り詰めた久保は異端児と言えるが、その強さの秘密は、彼の独特なアプローチにある。
朝9時から午後15時まで株取引のため5台のモニターの前に座りっぱなしの久保は、そのうちの1台のモニターで常に様々な格闘技の試合の映像をウォッチしている。選手の動き、攻撃・防御パターンなどを日々インプットし、新しい発見を練習で自分のモノにする。「選手としてのピークは終わっているので、経験則とロジックが重要になる」というのがその理由だ。さらに「練習量は少なくても、格闘技に割いている時間は誰よりも多い。練習も試合も最短距離でモノにするプロセスは心得ているつもり」と自信をのぞかせる。AMEBA格闘TIMESより
凄い能力ですよね。
運動神経がめちゃくちゃいいってことだけではそんな事はできないのかしら。
ただ、アスペルガーの症状がそれほど重度とも思えません。
2度も結婚して、シバターとのコミュニケーションも成立していたからです。
- 他人への興味が薄く、一人で過ごすのが好き
ということはなく自閉傾向があまりなさそうです。
今回の騒動ではむしろ、
- 相手の気持ちや意図を想像するのが苦手
- 人の話に共感しにくいことが多い
というよりは、
- シバターの気持をくんで
- シバターの意図をしっかり汲み取り、
- シバターの空気を読めていた
ゆえに起きたともいえます。
- 相手の発言をそのまま受け取ってしまう(冗談なのか区別しにくい)
というよりは、
シバターが周到にあれこれ嘘をついて信じ込ませて騙したわけですし、
久保だって始めは疑っていたわけで。
トレーダーとして判断が早いことや
短絡的に大金をぶっこんでしまうところは
ADHDゆえなのかもしれません。
2億円の借金を抱えた時、
事態が深刻であったため妻には報告できず、関係者やファンにツイッターで報告した。
AMEBA格闘TIMESより
とあり、
大事なことを大事な人に相談するのは苦手。
大事なツボが分かってない。
それに八百長の暴露や、青汁王子のチャンネル出演、コレコレへのリーク、
考えがまとまらずにパニック状態になっているところ?
こういうのは
- 決められた手順やルールにこだわり
- 臨機応変な対応が苦手
- 急な変更や予定外があるとパニックになってしまう
かなあ?という程度。
偏りはあるものの、そこまで重度ではなさそうです。
まとめ
久保優太がアスペルガーと聞いて一瞬納得してしまいましたが、
アスペルガーの弱点を巧妙につかれたというよりは、
やっぱりシバターの嘘が巧妙だったとおもいます。
それとも発達障害がなかったら絶対に誰も騙されないのかしら。
詐欺だって絶対自分は騙されないと思っている人が騙されたりしますから。
やっぱり騙される方の問題ではなく、
騙すほうが問題です。
久保優太さんはいざという時1人で抱え込む質のようですから、
そこは周りがよく言って聞かせて、フォローしてあげると安心です。
思いがけず、彼の天才的な強さの秘密を知った気がしました。